春 真っ盛り
お客様から自分の所有されている山の山菜をいただいた。
香りや味が格別 山の恵みに感謝ありがとうございます。
お客さんの話・・・
私有地の山に人がいて、山菜をとっている。
「採られてもいいけど、少しだけ残しておいてください。」声をかけると、
「山の草だし、広いし、ケチなこと言われんな!!」と言って、
大きな袋をかかえ、数人でズタズタ入って行かれたそうだ。
そのあとの状態を見に行くと新芽は踏まれ、広い範囲の山菜が摘まれてたと
「山には私有地がある。山野草や山菜を根こそぎ採っていかれる
ゴミがたくさん捨てられ、食べ物の残りの味を覚えた熊たちが、
人間の居場所に現れるようになる」
「自分達が生まれ育った山で共存してきた熊たちが変わっていき、
自分の土地にゴミを捨てられ荒らされる」と悲しげな表情
「ルールを守ってもらえれば、いくらでも山で楽しんでほしい」と言っていた。
話を聞いているうち、おもったが、
所有者に出会った時ぐらいは「採らせてもらっていいですか?」
せめて「お邪魔してます。ありがとうございます」ぐらい言うのが礼儀
もうひとつ信じられない話をされた。
「まあ、山は仕方ないとしても、ついでに畑の作物も採っていかれては
我慢も限界ですよ」と悔しそうな表情をしていた。
えー なんてことだ いかん いかん ! あってはいかんことだ