幼い頃、お雛様には、甘酒と砂糖菓子、ちらし寿司が昔から定番でした。
ただ、砂糖菓子は、とても苦手でした。
甘酒は、祖母や母が白湯で薄めて飲ませてくれました。
「食べる点滴」と言われている甘酒
米と麹でつくる日本のスイーツは、大事に残して生きたいと思います。
TEL/FAX.076-425-1040
MAIL.mametsubu@saisai-coffee.info
富山県富山市掛尾48-2
営業時間:AM10:00~PM6:00
定休日:毎週月曜日・火曜日(祝祭営業 翌日休み)
富山の冬
昔は、年明けからは、だいたい雪がドンと降っていました。
38豪雪のとき、2階の窓が玄関でした。
休校が続き、嬉しくて雪すべり台で遊び、
近所の子供達が学年関係なく皆で かまくらをつくり、
七輪を持ってきて、中でおしるこを食べり、
話をしたり、なんだか本当の兄弟姉妹のようでした。
物資がないはずなのに、親たちは備蓄の乾物、塩漬けもの、野菜で食事を作っていました。
停電になっても暖房は炭火鉢、こたつ 明かりはろうそく
大変なはずなのに、困った表情もせず、ふつうにしていたように思います。
祖母が「愚痴をゆうても雪は解けてくれんから、あったかーい春来るが楽しみに待たんまいけ!」
甘酒をすすりながら、ばあちゃんの昔ばなしを聞いたものでした。。。
懐かしく思い出されます。
ちょっと不自由なことがあると、すぐぶちぶち文句を言っている自分に反省!です。