何気なくテレビを見たら
小さな町の病院を紹介していました。
50年前からこの町で医療に携わっておられる
たった一人のお医者さんの日々のお仕事を
テレビ局が取材していく番組です。
住人と密着した生活をされ、
接し方が友達、家族、親戚のようなのが印象的でした。
365日休みがないような勤務です。
往診先で、携帯トイレを移動してくれと患者さんに頼まれ、
先生が部屋のベットまで運んでおられました。
「ここに来た時から こんなもんだと思い、
自分ができない診療は他でお願いすることは あるが、
多くの患者は自宅で天寿をまっとうしていく
一人一人の身体状態、性格、暮らしぶりなんか
ほとんど頭の中にあるよ」
住民の高齢者が自宅で亡くなられたと、
病院に連絡が入った時、先生は声をつまらせでおられました。
まるで家族とお別れしたようなようすでした。
先生もしっかり高齢者ですが、
「動けるあいだは、ずっと変わらずやっていくよ」と
でも先生 お休みは必要かも…
せめてお正月くらいは… と思っていたら、
患者さんから電話がはいって、
「わかった すぐ行くからな!」と先生
(><;)